エクアドル MORONA SANTIAGO地区 TAISHAブレンド ウオッシュドプロセス 中煎り
〈カッピングノート〉
焙煎:中煎り(シティーロースト)
フレーバーの強さ:★★★★★
フレーバーの複雑性:★★★★☆
ボディの強さ:★★★★★
甘みの強さ:★★★★☆
酸味の強さ:★★☆☆☆
アロマ(豆の香り):ブルーベリー、チョコレート
フレイバー(飲んだときの香り):ブルーベリー、洋梨、チョコレート、キャラメル、ブラウニー
アフリカ系の豆を思わせる豊かなフルーツ感がある。特にベリー感が強いがカッピングでは洋梨の表現も散見された。ボディと甘みが強く、濃厚な味わい。アフターテイストも余韻が長く続く。中煎りで酸味はやや控えめに仕上げているため、甘みやキャラメルライズによるチョコレート感も強調され、力強い味わいが楽しめる。
*コメント
何も知らずに飲んだらアフリカ系の豆と判断してしまいそうなフルーティーなコーヒーです。中南米でももちろんフルーティーな豆はありますが、このコーヒーは特にエチオピアを連想させるベリーや洋梨と表現されるフレーバーが特徴的です。プロセスに気を使っているのはもちろんでしょうが、エクアドル原生種にはここまで豊かな味わいがあるのかと驚かされました。
〈生産情報〉
生産者:Taisha地区の25人の小規模生産者
生産地域: Morona Santiago州、Taisha地区
標高:1600-1800m
品種:エクアドル原生種
プロセス:ウォッシュド アフリカンベッド
土壌:火山性土壌
エクアドルはコーヒーの産地として真っ先に思い浮かぶ国ではないかもしれません。比較的経済が発展しているこの国では労働コストが高く、グローバル市場での存在感は大きなものではないでしょう。しかしよりクオリティーを追求したスペシャリティーを生み出すことにより、少しずつ存在感を増しているのも確かです。
コーヒーの輸出会社を設立した Juan Peña 氏は、わずか数エーカーの土地でコーヒーを栽培している Taisha地区、Macus村の生産者とともに、高品質のスペシャリティーコーヒーの生産に取り組んできました。 25 人の生産者に種子と技術サポートを提供し、地域の特性を生かした、トレイサブルなコミュニティブレンドを構築することができました。 各生産者は、チェリーを慎重に収穫し、果肉を取り除き、発酵させ、洗浄し、上げ床式のアフリカンベッドで乾燥させるための、独自のマイクロミルを持っています。 また倉庫保管、品質管理、国際市場への輸出の準備などの重要な物流サポートを提供します。これにより、すべての人が自身の農場に投資し、より良い収入が得られるようになりました。
〈こだわりの焙煎〉
・手間を掛けた丁寧な焙煎
フジローヤル半熱風式の5kg釜で丁寧に温度管理されたコーヒーを販売しています。豆の焙煎の前半でしっかり熱(カロリー)を入れることで香りとコクを引き出し、後半の温度・排気調整で豆の持ち味に合わせた細かい微調整を行います。このように手間ひまをかけ焙煎することで、香り、酸味、コク、苦味などコーヒーの様々な要素を引き出していきます。
・焙煎したてをお届け
コーヒーは焙煎後、時間が経つに連れ酸化が進み、香り・風味が薄れてしまいます。当店ではご注文量に合わせ、発送直前にコーヒーを焙煎してお届けしています。焙煎から間もないコーヒーだけが持つ、特別な香りと味わいをお確かめください。
〈品質についての詳細〉
コーヒーの品質や焙煎、フェアトレード、有機栽培に関するより詳しい説明はこちらを御覧ください。
コーヒーへのこだわり
〈挽き方の選択〉
極細挽き:エスプレッソに使用する場合のみ。
中細挽き:ペーパードリップ(メリタ式・ハリオ式)、サイフォンにおすすめ。
中挽き:ペーパードリップ(カリタ式・ハリオ式)、ネルドリップ、フレンチプレスにおすすめ。
粗挽き:ペーパードリップ・ネルドリップなどでよりクリアな味わいを求める場合。
豆のままでご購入されたほうが、長期間鮮度を保つことができます。
挽き方が粗くなるほど抽出に必要なコーヒー粉の量は多くなります。
おいしいコーヒーの入れ方、適した挽き方についてはこちらをご参照ください。
おいしいコーヒーの入れ方
〈配送方法〉
宅配便:ご購入画面で配送日をご確認いただけます。日時指定も可能です。
ネコポス:ポスト投函になります。配送料は200円です。注文日の当日/翌日営業日発送。発送日の翌日着予定。北海道、九州、沖縄は翌々日着予定。